2021年度技術士一次試験を受験してきました。
結果はまだ判明しておりませんが、恐らく合格できたと思われるので、参考までに私が使用した参考書2冊を紹介していきます。
参考書
プロフィール
- 技術士一次試験は初受験
- 分野:電気電子
技術士第一次試験問題集基礎・適正科目パーフェクト(SHOEISHA)
特徴
総合評価:★★★☆☆
問題量:★★★★★
解説:★★★☆☆
使い勝手:★★★☆☆
問題量としては十分ですが、解説が一部不親切に感じる部分もありました。
(例えば、基礎科目の「材料の強度に関する問題」で使用するグラフは、初見で解説を読んでもあまりピンと来ませんでした。)
なお、参考書の使い勝手についてですが、個人的にはイマイチだと感じています。
理由としては、参考書の構成が、
2020年度問題→2020年度解説→2019年度問題→2019年度解説→・・・
という形となっており、解答を見ながら問題を解くのに適さない構成であった点が挙げられます。
(個人的には、左ページ:問題、右ページ:解答という参考書が好きです。)
ただ、結果的にこちらの参考書を使用して合格することができましたので、普及点はあげることができるかなぁ・・・と思います。
ちなみに学習範囲ですが、
基礎科目:5年分
適正科目:3年分
程度だったと記憶しています。
技術士第一次試験「電気電子部門」択一式問題200選(第6版)
特徴
総合評価:★★★★★
問題量:★★★★★
解説:★★★★☆
使い勝手:★★★★★
電気電子部門を受験される方は、日刊工業新聞社から出版されているこちらの参考書を使用すれば間違えありません。
出題分野毎に分別されており、また参考書の構成も1問毎に解説が入っており、非常に学習しやすかったです。
問題量は少し多めですが、試験までの残り日数と相談しながら得意分野を中心に学習するのも戦略としてはありかと思います。
なお、解説については比較的分かりやすく書かれているように感じましたが、私自身、大学で電気電子を専攻していたこともありある程度の予備知識はあったので、初学者の方はこちらの参考書+初学者向けの参考書を購入すると良いかもしれません。
ちなみに私の学習量としては、
1周+間違えた問題を各2周
となります。
電気回路や電磁気は得点源になりますので、苦手な方は集中的に強化することをお勧めします。
まとめ
技術士第一次試験は、時間をかけて学習することで十分合格できる資格試験です。
ただし、基礎科目、専門科目については、これまでの学習経験により必要な学習時間が大きく左右されることも事実です。
早いタイミングでネットor参考書で過去問を難易度を確認して、無理のない学習計画を立てるようにしましょう。
過去問→https://www.engineer.or.jp/c_categories/index02021.html
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【電験】勉強方法/受験記録まとめ