TOEIC学習方法をまとめている「TOEIC(R) L&R TEST ロジカル勉強地図」(著 = Haru)について、ご紹介していきます。
TOEICスコア別に学習方法(具体的な教材含む)が記されており、学習を進める上での1つの指針になると感じたため、特に良かったポイントをお伝えしていきたいと思います。
こんな方へ
- TOEIC学習方法を知りたい。
- 「TOEIC(R) L&R TEST ロジカル勉強地図」(著 = Haru)の購入を検討している。
Contents
「TOEIC(R) L&R TEST ロジカル勉強地図」(著 = Haru)
著者プロフィール並びに本概要については、次の通りです。
著者プロフィール
お名前:Haru(ハル)
職業:外資IT/YouTuber
YouTubeチャンネル名:Haru English
資格:TOEIC L&R 990点、英検1級
YouTubeを拝見していると理系卒とのことで、勝手にシンパシーを感じて、今回「TOEIC(R) L&R TEST ロジカル勉強地図」の購入を決めました。
本概要
【TOEIC(R) L&R TEST ロジカル勉強地図】
YouTube総再生回数1000万回超の論理的メソッド!
「TOEIC学習法の決定版です」
累計80万部突破『文法特急』著者
花田徹也先生 大推薦!
・『金フレ』は1単語5秒しかかけない
・『文法特急』は誤答理由も言えて真の正解
・『公式問題集』で音声知覚を鍛える
・900点を超えるためにオンライン英会話を始める
など、理にかないすぎている、コスパ最強の学習法を紹介。
本書1冊で、500点から990点までの
最短ルートを描くことができます。
Chapter 1 500→700点のロジカル勉強地図
Chapter 2 700→800点のロジカル勉強地図
Chapter 3 800→900点のロジカル勉強地図
Chapter 4 900→970点のロジカル勉強地図
Chapter 5 970→990点のロジカル勉強地図
※Amazon本概要欄参照
目標スコア別に、
・学習期間
・スケジュール
・使用参考書(各参考書の取り組み方含む)
がまとめられている一冊となります。
おすすめポイント
私が特にオススメするポイントは、大きく3点あります。
ポイント
- TOEICスコアUPに必要な学習期間の明確化
- 「金フレ」使用方法
- 「文法特急」VS「でる1000」の答え
TOEICスコアUPに必要な期間の明確化
TOEIC学習に取り組んでいると、「自分は英語の才能が無いのでは・・・」と不安になることはありませんか?
特にスコアが伸び悩んでいる時期は、心配になりますよね。
「TOEIC(R) L&R TEST ロジカル勉強地図」(著 = Haru)の表紙には、目安の学習期間が示されています。
TOECスコア[点] | 学習期間[months] |
500→700 | 2 |
700→800 | 3 |
800→900 | 6 |
900→970 | 6 |
970→990 | 12 |
参照:TOEIC(R) L&R TEST ロジカル勉強地図
また本書では、実際に必要となる学習内容がスコア毎に明確化されているため、単純な学習期間だけではなく、自分の学習量と照らし合わせて客観的に過不足分を把握することができます。
学習期間だけを目安にすると、どうしても密度の部分に目が行かなくなり、「目標スコア達成のための知識量が足りているか」という本質から目がそれてしまう恐れがあります。
その結果、目標期間を達成したにも関わらずスコアが伸びず、自分自身の才能に不安を覚えるという悪循環に陥るリスクがあるかと思います。
従って、本書の学習方法/使用参考書/ゴールが明記されている構成は、非常に参考になりました。
「金フレ」使用方法
TOEIC単語帳において、非常に有名な「TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ」(通称:金フレ)ですが、あなたはどのように使用していますか。
私は何度か「金フレ」に挑戦したものの、最後までしっかりと暗記できず、いつも消化不良で投げ出していました。(お恥ずかしい限りです。)
その理由の1つに、1周毎のハードルを高く設定してしまい、単語帳をテンポよく周回できていなかったことが挙げられます。
本書記載の方法だと、毎日短時間を確保すれば、継続的に単語帳を繰り返すことができるので、時間が限られている社会人にとっても良い学習方法だと感じました。
特に、実績のある著者が、「やらないところ」(優先事項)を明確にしてくれているので、我々学習者は安心して内容を絞りながら取り組むことができます。
(単語帳解説も全部暗記しなくては・・・のような不安は払拭できます。)
単語帳の使用方法に悩んでいる方は、是非参考にしてみて下さい。
「文法特急」 VS「 でる1000」の答え
TOEIC文法学習(Part5対策)において有名な参考書として、
- 1駅1題TOEIC L&R TEST文法特急 (通称:文法特急)
- TOEIC L&Rテスト文法問題でる1000問 (通称:でる1000)
が挙げれます。
私も実際に両方持っており、どちらかと言えば「文法特急」を重宝してきました。
そして、私含めた文法特急派の人は「でる1000と比較して問題数が少ないけど大丈夫かな・・・」という不安を、少なからず感じたことがあるかと思います。
結論、「文法特急」を完璧にすることで、文法対策はある一定以上のレベルに到達できることが本書(Haruさん実績)を通して確認できました。
(完璧の定義=やり込み度合についても、明記されています。)
個人的に、「でる1000」だと分量が多くて繰り返し学習が難しいと感じていたため、適度な分量である「文法特急」でも内容的に十分であることをチェックできて安心しています。
上記より、「文法特急」VS「でる1000」の答えとして、(私個人の見解にはなりますが)
- 分量(繰り返し学習が容易)
- 内容網羅性も問題なし(Haruさん実績)
から、まずは文法特急を完璧にしていこうと考えています。
(参考までに、TOEIC800点を目標に学習中です。)
まとめ
「TOEIC(R) L&R TEST ロジカル勉強地図」は、学習方法に悩んでいる受験生の方向性を示しており、非常に参考となる一冊でした。
特に、次項に当てはまる方は、是非読んでみて下さい。
- 目標スコアまでの必要期間(道のり)を知りたい。
- おすすめ参考書をチェックしたい。
- 各参考書の使い方を確認したい。
あなたの、目標達成の一助になると考えています。
TOEIC750点達成の記録
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【TOEIC】750点到達(スコア推移及び参考書紹介)