簿記3級試験当日まで残り1週間を迎えて焦っている方も安心してください。
これから1週間本気で学習すれば、十分に簿記3級は合格できます。
私自身、簿記に関する知識ゼロ(完全初学者)でしたが、1週間集中することで無事に合格できました。
(もちろん普段の仕事は通常通りありました。)
これから簿記3級に挑戦する方に向けて、1週間で合格できる学習方法について解説していきます。
(学習タイムスケジュール記載しています。)
なお詳細な学習方法については、[簿記3級]最短合格方法まとめ~25.5時間で合格した勉強法、使用参考書を徹底解説~参照願います。
簿記3級の攻略ポイント
まずはじめに簿記3級攻略のポイントについて、解説していきます。
攻略ポイント
- 参考書で全体像把握
- 過去問演習がメイン
参考書で全体像把握
簿記3級学習スタート時に大切なのが、「簿記ってなんだ?」という疑問をまず解消することです。
結論として、参考書を1冊購入して最初から最後までサラッと流し読みしましょう。
もちろん、資格試験に最短合格するためには過去問演習から学習スタートすることが最善策です。
↑私自身、基本的に過去問onlyで試験に臨みます。
しかしながら、簿記には聞き慣れない用語や独自ルールが非常に多く、最初から過去問演習を試みても迷子(理解できない)になってしまう可能性が高いです。
また過去問で理解できない問題を参考書で調べようとしても、「自分自身が理解できていない箇所が分からない」という状態になり、効率的に学習を進めることができません。
そこでオススメなのが、参考書を1冊読んで全体像をやんわり理解してから過去問演習に入っていく方法です。
参考書で簿記の全体像を把握することで、効率よく試験勉強を乗り越えることができます。
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【簿記3級】初学者に伝えたい参考書の必要性(合格者の体験談)
↑更に詳しく知りたい方はコチラをチェック
過去問演習で合格
一番伝えたいことは、資格試験において過去問演習は正義です。
これは筆者の経験上、ほぼ間違いないと言ってよろしいでしょう。
過去問演習ポイント
- 過去問で問題傾向を把握
- 現状の到達点を正確に把握
- ゴール(合格)に向かって最短距離で学習可能
- 簿記合格の秘訣は「習うより慣れろ」
ということで、過去問演習を必ずやるようにして下さい。
特に簿記試験では、「仕訳」と呼ばれる作業や数学的要素(足し算や引き算)があり、慣れていないと試験本番に最後まで解き終わらない可能性があります。
(私自身、試験当日はかなりギリギリまで問題と解いていた記憶があります。)
簿記の世界は、「習うより慣れろ」なんて言われますが、本当に過去問演習を通して簿記問題にしっかり慣れるようにして下さい。
過去問演習を繰り返していれば、必ず合格ラインは突破できます。
【簿記3級合格】1週間攻略スケジュール
簿記3級を完全初学者が1週間で合格する方法についてまとめました。
試験までカウントダウン | 学習内容 |
8日前(土) | 参考書1周目 |
7(日) | AM:参考書1周目続き/PM:参考書2周目、過去問演習2年分 |
6(月) | 前日の復習+過去問演習1年分 |
5(火) | 前日の復習 |
4(水) | 過去問演習1年分 |
3(木) | 前日の復習 |
2(金) | 過去問演習1年分 |
1(土) | 前日の復習+過去問演習1年分+予想問題1~2回分+苦手箇所のみ解き直し |
当日(日) | 試験当日 |
①参考書をサラッと確認×2周
先述したように、参考書をサラッと2周確認していきましょう。
ポイント:分からないところはスルーして読み進める
変に深入りしてしまうと、時間がいくらあっても足りなくなります。
あくまでも全体像を掴むことが目的なので、過去問演習2回目終了時点までに基本事項習得すればOKぐらいの感覚でいきましょう。
②過去問演習×2回分
ここから過去問の演習に入ります。
恐らくこの時点では、「分かっていたつもりだったけど勘違いしていた」という箇所が少なからずあるかと思います。
ということで、過去問演習2回分までは、1題解答→答え合わせ→1題解答→答え合わせ…という流れで確認していきましょう。
1題ずつ解答チェックすることで、勘違いしながら演習を繰り返してしまうリスクを減らしていきます。
ポイント
- 過去問演習×2回分は1題ずつ解く
- 演習中に疑問を感じた際は迷わず解答チェック←勉強序盤は粘ってもムダ
- 解答を読んでも理解できない問題は参考書を確認
③過去問演習の継続
時間が許す限り過去問演習を繰り返していきましょう。
もちろんあなたの仕事や用事によって実際に行うことができる演習回数は異なってくるかと思いますが、演習を繰り返す回数に比例して合格率は確実に上昇します。
平日の仕事終わりなど、時間を見つけつつ(忙しい場合は小分けにしてでも)過去問演習をしていきましょう。
ちなみに私の場合は合計5回分の過去問演習を行うことで無事に合格することができました。
④予想問題
最後は予想問題を解いて仕上げです。
仮に購入した過去問題集に予想問題が付いていない場合は、最後まで過去問演習を行っても大丈夫です。
(時間があれば取り組むぐらいの気持ちでOK)
実際に筆者も過去問演習のみで合格できました。
⑤試験本番
当日の朝は、簿記の基本となる「仕訳」などをやりながら軽くウォーミングアップして試験に臨みましょう。
正直・・・1週間という短期間しか勉強していないので、確実に受かるとは保証できません。
ただし、しっかりと落ち着いて解答していけば合格する可能性は十分(個人的には80%以上ぐらい)ありますので、時間配分に注意して問題を解いていきましょう。
まとめ
ポイント
- 1週間で簿記3級攻略・・・十分に可能!
- 参考書はサラッとスピーディに
- 過去問演習は時間が許す限り取り組む
- 予想問題は解かなくても可
- 諦めなければ◎
簿記3級受験日まで残り1週間・・・非常に焦りますよね。
私自身同じ状況から無事に1発合格することができたので、その時の経験を元に学習タイムスケジュールを作成しました。
今諦めそうになっているあなたにとって、この記事が少しでも役立てれば幸いです。
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