「ビジネス実務法務検定3級の試験当日まで残り1週間しかないけど全く勉強できていない・・・。」
仕事/プライベート/学校などが忙しくて直前期になっても学習が進んでいないと諦めたくなりますよね。
私もその気持ちは凄い分かります。
ただ「ビジネス実務法務検定3級は1週間あれば十分攻略可能な資格試験」です。
実際に私は法律に関する知識が皆無な状態から、約25.5hで合格することができました。
(ちなみに暗記は大の苦手です。)
試験まで残り1週間で焦っている方は、こちらの記事を参考にまずは合格までの道のり(学習スケジュール)を組み立てましょう。
【ビジネス実務法務検定3級】勉強時間/合格できる学習方法付きにて更に詳しく解説しています。
(本質は同じことを書いているので、時間無い方は読まなくてOKです。)
プロフィール
- 理系大学院卒(電気電子系)
- サラリーマン(技術職)
- 2020年度ビジネス実務法務検定3級合格
- 暗記→苦手
使用参考書
使用参考書は法務教科書 ビジネス実務法務検定試験(R)3級 テキストいらずの問題集をお勧めします。
この参考書のメリットです。
- 合格点突破に必要な内容を網羅
- 記載問題は全て過去問より出題
- 初学者も理解できる解説
- 各章に重要事項まとめあり
- コスパ最高(公式テキスト/問題集に比べて圧倒的な安さ)
- 過去問1年分を掲載
反対にデメリットについてです。(公式テキストと比較)
- 記載問題数が少ない
- 解説が薄い
公式テキストと比較した場合、記載内容が少ないことは間違いありません。
(テキストのページ数から見ても一目瞭然です。)
ビジネス実務法務検定3級 テキストいらずの問題集 | 公式テキスト+公式問題集 | |
内容 | 〇 | ◎ |
分量(ページ数) | 304 | 458+380=838 |
値段(約) | 2,000円 | 6,000円 |
要学習時間 | ◎ | △ |
しかしながら、ビジネス法務検定試験合格点を突破するために必要なエッセンスは十分記載されているので、短期間合格を目指すあなたにとって学習分量が少ないことはメリットになり得るかと思います。
※ちなみに私の場合は、法務教科書 ビジネス実務法務検定試験(R)3級 テキストいらずの問題集を用いて本番88/100点獲得して合格することができました。合格基準となる70点は容易に突破できます。
ポイント
短期間合格を目指す上で、100点ではなく80~90点を目指した学習を心掛けよう!
合格するタイムスケジュール(勉強方法)
まずは合格までに必要な学習時間について紹介します。
タイプ別に明記しています。
必要学習時間[h] | |
法律に関する知識あり | ~20 |
勉強に抵抗なし(初学者) | 20~30 |
勉強に抵抗あり(初学者) | 30~40 |
私の場合は2番目のタイプでした。
次に合格するための学習スケジュールです。(法律について初学者の人を想定)
試験までカウントダウン | 学習内容 |
8日前(土) | 参考書1周目 |
7(日) | 参考書1周目 |
6(月) | 参考書1周目 |
5(火) | 参考書1周目 |
4(水) | 参考書2周目 |
3(木) | 参考書2周目 |
2(金) | 参考書2周目+過去問演習1年分 |
1(土) | 総復習(2回目できなたかったところを中心) |
試験当日 |
基本上記タイムスケジュールで動けば十分に合格できます。
学習手順
- 参考書1周目
初学者にとって一番きついところです。細かいところは気にせずサラッと読み流しましょう。 - 参考書2周目
正解した問題にはチェックをつけていきましょう。3周目が楽になります。 - 過去問演習
付録の過去問1年分に挑戦しましょう。この時点で合格点70点前後取れていれば十分です。 - 総復習
参考書2周目で間違えた問題を解き直します。この解き直しを時間が許す限り繰り返しましょう。
参考書1周目は、分からないところを飛ばしつつ進めていきましょう。
こだわり過ぎると、試験範囲が全く終わらずに試験本番を迎える=不合格となる可能性が非常に高くなってしまいます。
また過去問演習についてですが、試験二日前には一度やることをお勧めします。
現状の学習状況を正確に把握することで、試験前日に復習するべき分野を浮き彫りにできます。
アドバイス
これから短期間でビジネス法務検定3級合格を目指すあなたに2つアドバイスがあります。
参考書はサラッと読む
資格試験学習時に、1章ずつ完璧に仕上げようとしていませんか。
この学習方法はだいたい失敗します。
理由としては試験範囲を網羅せずに試験当日を迎えるからです。(先程も少し触れましたが、大切なことなのでもう一度お話します。)
短期間合格するためには、浅く広く学習する=参考書をサラッと全体的に把握することが大切になります。
また人は繰り返し学習することで記憶の定着をはかります。
参考書を1章ずつ完璧にしようとすると、この繰り返し学習が行えなくなってしまうのも大きな懸念点です。
(丁寧に学習し過ぎたあまり、参考書を最後まで終えた頃には1ページ目の内容を忘れているということありますよね。)
以上より参考書はサラッとスピーディーに読み進めるようにしましょう。
使用する参考書は1冊に絞る
使用する参考書は1冊に絞って下さい。
ある程度、有名な参考書であればどれを使っても十分に合格できます。
逆に複数の参考書をどれも中途半端な状態で試験本番を迎えると、知識の抜けにより不合格となる可能性が高まります。
ポイント
まずは1冊の参考書を完璧にしましょう。
まとめ
学習手順
- 参考書1周目
初学者にとって一番きついところです。細かいところは気にせずサラッと読み流しましょう。 - 参考書2周目
正解した問題にはチェックをつけていきましょう。3周目が楽になります。 - 過去問演習
付録の過去問1年分に挑戦しましょう。この時点で合格点70点前後取れていれば十分です。 - 総復習
参考書2周目で間違えた問題を解き直します。この解き直しを時間が許す限り繰り返しましょう。
ビジネス実務法務検定3級に1週間で合格するためのノウハウをまとめました。
私の受験時を思い返すと、直前になってから学習開始したため焦りがありましたが、今回紹介した学習方法を貫くことで無事に合格できたと記憶しています。
特に試験前の過去問演習で合格点を超えた時は、学習方法及び使用した参考書に大きな手ごたえを感ると共に安心したことを鮮明に覚えています。
時間が無く焦っている方もいるかと思いますが、まだ十分に逆転可能です。
「浅く広く、全体的に学習」することを意識して、残り1週間頑張って下さい。
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【ビジネス実務法務検定3級】勉強時間/合格できる学習方法付き