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電験2種二次試験/所感+対策~本番まであと40日~

電験2種二次試験

ポイント

  • 電験2種二次試験に向けたリアルな受験記
  • 今後の勉強方法(対策)をシェア
やーま
やーま
電験2種二次試験に向けて、試験まで残り40日時点での私の所感+今後の勉強方法(対策)について紹介していきます。

(試験合格してから書くと、今感じている素直な気持ちが文章に反映されない気がしたので・・・。)

 

電験2種二次試験に臨む方にとって、少しでも参考になれば幸いです。

電験2種二次試験受験生の現状

まず始めに、「二次試験勉強開始時点の状況」+「二次試験まで残り40日時点での進捗」について紹介します。

二次試験勉強開始時の進捗状況

電験2種一次試験を終えた(合格した)のが2020/9/12。

 

この時点での私の進捗状況をまとめると次のようになります。

二次試験勉強開始時(2020/9/12)

二次試験の勉強時間 0分

電力/機械の学習→1年前に電験2種一次試験のため3週間やったのみ(2019年に理論/電力/機械は合格していたため、今年度は学習未実施。)

ほぼ内容を覚えていない。

今年度にエネルギー管理士(電気)を受験したため、機械の計算問題については少し知識あり。

さらに今年度は電験2種一次試験が例年より遅かったため、1→2次試験間が2週間ほど短いというなかなかの絶望的状況でした。

 

とは言え、Twitterで前向きな発信をされている方々から勇気をもらい、二次試験は一発合格できるよう頑張ることを決心!

二次試験の勉強がスタートしました。

 

勉強開始~残り40日時点

電験2種二次試験対策で使用している参考書は、「電験二種完全攻略 二次試験対応(改訂2版): 過去問240問を体系的に学ぶ」となります。

 

「完全攻略を完璧にすれば受かるよ!」

職場の先輩からこのような言葉を頂いたので、妄信してこの一冊をメインに学習することにしました。

 

そして本番まで残り40日となったタイミングでやっと「完全攻略」を1周終えることができましたので、現在感じている想いを文章に落とし込んでおきたいと思います。

 

まずはじめに電力・管理についてです。

電力・管理

・計算問題はある程度パターン化されている印象

・(噂通り)対称座標法はなかなか内容が難しい→時間に余裕がない場合はとりあえずスルーが吉

・論説問題は範囲が非常に広い→今年度出そうな問題に絞ってまずは学習を進める

 

次に機械・制御についてです。

機械・制御

・機械分野は問題が未知すぎる

→「これだけシリーズ」で基本事項確認してから完全攻略に突入

・制御分野は基本的な知識をしっかり身に着ければ解けそう(大学時代学習経験あり)

・論説問題は噂通り0に近い→対策不要

 

どちらの科目も非常に内容が難しく、思い通りに参考書を進めることが困難でした。

電験3種や2種一次試験で基本事項を学んでこなかった(ほぼ初学者の)私にとっては、基本事項の見直しから必要であり時間的なロスが大きかったことも一因として挙げられます。)

 

注意ポイント

電験2種or1種を目指す方は、3種や2種一次試験の勉強からしっかりやっておくことを強くオススメします。

 

今後の勉強方法(対策)

残り40日間の学習をどのように進めていくか、私の戦略を記します。

基本的にはこちらのツイート通りになります。

 

学習方法(対策)

  • 計算問題→「完全攻略」で極める
  • 論説対策→隙間時間に過去問熟読+「これだけシリーズ」+「キーワードで覚える
  • 火力論説→「これだけシリーズ」で軽く
  • 変電→ガチ対策(去年出題なしのため、今年度は出そう!?)
  • 機械→パワエレ+同期機はスルー(時間あれば同期機の基本問題はチェック)
  • 制御→「完全攻略」を3周以上

「計算問題」

「論説問題」

「その他戦略」

に分けてそれぞれ解説していきます。

 

計算問題→「完全攻略」で極める

計算問題は基本的に「完全攻略」(過去問)を解けるようになるまでやりこむ予定です。

目標としては最低3周は回したいところですね。

(一部難問及び奇問は除く)

 

1周目:サラッと基本的に鉛筆と紙は使わずに内容確認←完了

2周目:自分の力で問題を解く(途中計算も実施)

3周目以降:苦手分野に焦点を当てて学習

 

※内容が難しいと感じる分野については、「これだけシリーズ」で基本事項の確認を行っています。

 

ちなみに技術講座専門のJTEXのテキストには次のようなことが書かれていました。

「電験2種二次試験では、90%以上が過去に類似問題として出題されている。

 

論説に比べて学習範囲も絞りやすい計算問題においては、過去問の学習効果が非常に大きいと言って間違いないでしょう。

 

論説対策→隙間時間に過去問熟読+「これだけシリーズ」+「キーワードで覚える」

一番不安な論説対策については、隙間時間を有効活用していきたいところです。

 

電験1種取得者の方が電験1種2種|二次試験完全攻略【戦略・コツ・勉強方法まとめにて、

「論説問題は過去問のインプットが全て!知っているか知らないかなので、どんどん吸収して下さい!」

とおっしゃっていました。

 

私自身も毎日最低1年分はインプットしていく予定です。

 

学習方法は次の3つとなります。

①過去問の熟読

過去問の問題文+解答を熟読することで、知識UP+答案作成時の記述量を確認していきます。

(食事中or移動時間にスマートフォンを用いることで、隙間時間を有効活用して取り組んでいきます。)

 

私が過去問のインプット時に使用しているサイトはこちら↓

電験王:解説が丁寧で計算問題の復習も同時にできる。

Masassiah Web Site:論説問題の問題文+解答分を明記。平成10年度からあり◎(論説問題のみ)

どちらのサイトも過去問と解答を同時に確認できるので、非常にお勧めです。

 

②これだけシリーズ(電力・管理/論説対策)

基本事項の知識が足りていないので、これだけシリーズを2周程度読破する予定です。

元々は後述する「キーワードで覚える」のみを使用する予定でしたが、内容が難しいと感じたため「これだけ電力・管理 論説編 (電験第2種二次試験これだけシリーズ) 」を購入。

 

試験残り30日切ったあたりから、短期集中で取り組みます。

 

③キーワードで覚える(一部重点箇所のみ)

過去問分析をしていて「今年出題されそう!」と感じた分野についてのみ、「キーワードで覚える」で学習する予定です。

 

具体的には、

・水力

・再生可能エネルギー

・変電

を考えています。

※あくまでも私の予想ですので、必ず各々で過去問分析を行うことを推奨します。

 

その他戦略

過去問の出題傾向を観察することで、勉強方針が定まってきたので羅列だけしておきます。

(過去問の出題傾向チェックは電気の神髄がオススメ)

 

①火力論説→「これだけシリーズ」で軽く

2006年度以降、水力発電と火力発電の問題が交互に出題されており、2020年度は水力の年になります。

もちろん100%という言葉はありませんが、学習時間が足りない場合は真っ先に火力の勉強を切るのがbetterかと思います。

 

②変電→ガチ対策(去年出題なしのため、今年度は出そう!?)

昨年度(2019年度)は変電からの出題が0問でした。

過去の傾向より、2年連続で変電からの出題0問となる可能性は低いので、変電分野は集中的に学習していきます。

 

③機械→パワエレ+同期機はスルー

機械分野で難しいと言われる「パワエレ」及び「同期機」はスルーします。

昨年度、同期機からの出題がなかったため今年は出そうな気もしますが・・・時間効率を考えて諦めることにしました。

奇跡的に時間があれば、同期機の基本事項ぐらいはチェックする予定です。

 

④制御→「完全攻略」を3周以上

私が電験2種二次試験に合格するためには、恐らく100%取り切らないといけない問題かと思います。

 

理由としては、

・二次試験の内容で唯一学生時代に少しかじった分野

・基本的な数学力があれば完答することも十分可能

この2点が挙げられます。

 

私の周囲にいる電験2種有資格者の方も、「数学がある程度できるのであれば、制御は一番コスパ良い!」とおしゃっていました。

 

まとめ

学習方法(対策)

  • 計算問題→「完全攻略」で極める
  • 論説対策→隙間時間に過去問熟読+「これだけシリーズ」+「キーワードで覚える」
  • 火力論説→「これだけシリーズ」で軽く
  • 変電→ガチ対策(去年出題なしのため、今年度は出そう!?)
  • 機械→パワエレ+同期機はスルー(時間あれば同期機の基本問題はチェック)
  • 制御→「完全攻略」を3周以上

電験2種二次試験を受験予定の方々、進捗状況はいかがでしょうか。

私は予定の半月遅れで正直焦りがあります。笑

 

ただし、ここまで来たら最後は勢いかと思いますので、自分が信じた参考書(道)で最後まで頑張っていきたいと思います。

 

40日後に良い結果報告ができるように。

 

電験二種完全攻略(二次試験対応)改訂2版のススメ

 

 

 

 

 

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