皆さんは、「起業家」というワードからどのような人生を想像しますか?
幼少期から優等生でエリート
少し変わっている人
お金持ち
全て正解であり不正解だと私は思います。
というのも、100人いたら100人が別の人生を歩んできているからです。
もちろん先程挙げたようなエリートな家系の中で伸び伸び育てられた人もいます。
その反面、所謂エリート街道ではないが、反骨心で「起業家」として成功した人もいます。
(もちろん、成功の定義でしたりエリートの定義も人それぞれですが・・・。)
今回、私が年間購読している「週刊ダイヤモンド」に隔週で連載されている「イノベーターの育て方」を読んで感じたことについて、お伝えしたいと思います。
ちなみに、週刊ダイヤモンドは書店で一番売れているビジネス誌らしいです。
(週刊ダイヤモンド公式サイトより)
当初は様々なニュースの詳細(裏側)を知ることを目的としていましたが、
購読する中で、個人的に大変面白いと感じたのが、
起業家にフォーカスした「イノベーターの育て方」のコーナーでした。
早速、その内容と私がこの連載から学んだことを紹介していきたいと思います。
結論から最初にお伝えすると、何かを成し遂げるためには、
自己肯定感が非常に重要だと感じました。
- 起業家ってどんな人生を歩んできたのか気になる
- 行動するための第一歩が踏み出せない
What is 「イノベーターの育て方」
イノベーターの育て方は、「起業家の人生」にフォーカスした週刊ダイヤモンドの隔週連載です。
約3ページに渡って、毎回フォーカスされた起業家の、
・家族構成
・家庭環境
・幼少期~高校時代
・大学時代
・新卒時の仕事
・現在の仕事
などについて対談形式で掲載してあります。
例で言うと、
「幼少期はどんな性格でしたか。」
「なんで起業しようと思ったのですか。」
「起業家としての活動はいつからはじめられていたのですか。」
「どうして今のようなアグレッシブな性格をみにつけたのですか。」
「中学高校時代に日本の教育に疑問を感じたとのことですが、それはどのような点からですか。」
「中学受験はどのような経緯でされたんですか。」
「今後の日本のIT分野の未来予想図について教えて下さい。」
等々、起業家の方に様々な角度から質問をぶつけて素顔に迫っていきます。
その受け答えが、本当に皆さん個性的で素直に面白いと感じました。
例えば2019/9/7号では、ダブルエル社長の保手濱彰人さんにフォーカスしています。
(引用:週刊ダイヤモンド公式サイト)
この方のインタビューを読んでいくと、子供のような純粋な心と、
自分の考えを形にする力=行動力を持ち合わせていることがよく分かります。
(著作権等もあるので、詳しい内容は是非書店で手に取って確認してみて下さい。)
連載を欠かさずに読んでいく中で、起業家達が持つ1つの共通点に気付いたのでシェアしていきたいと思います。
それは、絶対的な「自己肯定感」です。
起業家の共通点は絶対的な「自己肯定感」
起業家マインドを知る
起業家が持つ共通点を先程「自己肯定感」とお伝えしましたが、
その理由について説明していきます。
何か新しく物事を始める時って、最後には「実行する」というフローを踏む必要がありますよね。
その実行力を支えるのが、私ならできるという「自己肯定感」なのです。
もう少しかみ砕いて説明していきます。
新しいものを創造(挑戦)する時って、大きく次のステップを踏むかと思います。
①物事(現状)に対して疑問を感じる
②解決策を考える
③実行する
上記のステップで、例として英語学習について考えてみます。
①グローバル化が進む中で英語をネイティブ級に話せないとやばいな・・・。(現状に対する疑問)
②現状を変えるための方法として、机上での英語学習、英会話スクールに通う、海外への語学留学等がある。ネイティブレベルを目指すのであれば、実際に海外で生活しながら学ぶことが不可欠だ=語学留学。(解決策を考える)
③語学留学しよう。(実行する)
簡単な例になりますが、この中で一番難しいステップは皆さんにとって何番になりますか。
人それぞれかもしれませんが、ほとんどの人が③実行するに対するハードルが非常に高いかと思います。実際私もそうです。
では、実行することに対するネガティブなイメージってどこから来ているのでしょうか。
・語学留学することで、仕事を失うリスク。休職することによる将来への影響。
・他人(同僚)と違うことをする不安感(近年、語学留学される方も多くなってきているので、少しずつハードルは下がってきているかもしれませんが)
でも、これって自分自身の行動に自信があれば解決できる問題ですよね。
将来に対するリスクがあっても、同僚と違う道を歩むことになっても、
私なら必ず大丈夫=自己肯定感があれば一歩踏み出すことができるかと思います。
実際、「イノベーターの育て方」(週刊ダイヤモンド)で紹介されている起業家は、
この「自己肯定感」を武器に他の人と異なる道を歩み、現在の成功に至っています。
行動力を支える自己肯定感
学びを自分の人生に活かす
それでは、この「自己肯定感」ってどのようにしたら習得できるのでしょうか。
私の感覚ですが、ほぼ高校や大学ぐらいまでの日々の生活の中で大枠は決まってくるのではないでしょうか。
では、社会人の私達はもう自己肯定感を養うことはできないのか。
私は、そんなことないと思います。
ずばり成功体験を積み重ねることで自己肯定感は確実に芽生えてきます。
具体的には、
①仕事で大きなプロジェクトを成功に導く
②資格試験に合格する
正直、まだ若手社員だと①についてはイメージが沸きにくいですが、②に関しては想像しやすいのではないでしょうか。
何かに挑戦する→成功体験を得る→自己肯定感を高める→よりハードルが高いことに挑戦する=行動する
このように自然にサイクルが回り始めます。
この繰り返しの先に、例えば会社の枠にとらわれないフリーランスとしての働き方や、起業家としての人生が繋がっているように感じます。
成功体験→自己肯定感UP→次のレベルに挑戦=行動する
まとめ
- 起業家の人生から学べることは多い
- 行動力は「自己肯定感」に支えられる
- 成功体験→自己肯定感UP→次のレベルに挑戦する=行動する
今回は「イノベーターの育て方」から私が学んだことをまとめてみました。
日本人は一般的に行動力が低いと言われます。
実際に私もそうです。
その裏には、「自己肯定感」というキーワードが隠れていることは、
私自身あまり意識したことがありませんでした。
是非、沢山挑戦して成功体験を積み重ね、自己肯定感を武器に次のステージに挑戦してみて下さい。
↓週刊ダイヤモンド(年間購読は格安で読めますが、自分に合うか1冊試し読みしてから申し込みすることを推奨します)