最近、社内の外国籍メンバーが増えてきたので、TOEIC700点台の私が感じる英語業務のリアルをお伝えしていきます。
こんな方へ
- 外資企業を検討している
- TOEIC700点台でどこまで通用するか知りたい
Contents
私の英語力/職場環境
前提となる、私の英語力並びに現在の職場環境を紹介します。
英語力
元々、英語が苦手で、理系科目>英語みたいな典型的な理系学生でした。
(学生の時のTOEICスコアは500点前半・・・)
紆余曲折ありましたが、社内の外国籍メンバーが増えてくる中で、英語学習を続けて今年3月にTOEIC700点台を達成しております。
なお、英会話については、昔レアジョブ英会話を継続しておりましたが、現在は特段実施しておりません。
強いて言えば、月1~2回Native Campuをやるぐらいです。
職場環境
ザックリ下記のような環境に身を置いています。
【職場】
規模:小
メンバー構成:2:8=外国籍:日本人 (親会社が外国資本)
会議:外国籍メンバーがいる場合は英語
文書:正式な稟議書等は英語、メールは半分程度英語
日本人同士の意思疎通は日本語で、外国籍メンバーが入ってくると英語を使用するイメージです。全業務の1~2割程度が英語かと思います。
TTOEIC700点台英語業務のリアル
英語4技能に分けて、私の実体験を共有していきます。
リーディング
基本的に大きく困ることはありません。社内文書、メールを読む分には、何とか理解できます。
もちろん、周囲メンバーより読解スピードが遅いため、業務スピード面ではマイナス要素はあります。その一方で、後述するリスニング/スピーキング能力と比較した場合、まだ耐えることができていると考えています。
※あくまでも、ギリギリ耐えている・・・との理解です。
なお、契約書等の複雑な文書については、細部までしっかり理解することは難しいです。まだ力不足だと感じています。
ライティング
書く能力については、社内稟議書並びにメールがメインとなります。
アウトプットのスピードは遅いですが、最低限、相手に伝えることはできているかと思います。
ただし、社内稟議書における上司のチェックでは、赤文字が沢山入ります。
言い回しが重複していることも多く、いつも文書がコンパクトになって戻ってきます。
なお、DeepL等の文明の利器は大いに活用しています。(社内コンプラには気を付けましょう。)
リスニング
現在、一番困っているのが、こちらのリスニングです。
相手の話が体感2~3割程度しか理解できておらず、曖昧な返事も許されないビジネスの場で、常時苦戦中。
TOEIC Lスコア375点前後の方は、ビジネスにおいては、まだ通用しないというのが私の見解です。(自分自身も含めて)
特に会議の場では、複数の人が被せて話す場面もあり、置いてきぼりになることも多々あります。
私の場合は、上司含めた周囲のサポートもあり何とかなっていますが、実力不足を痛感する日々です。
スピーキング
アウトプットについては、純粋な英語力の他にもコミュニケーション能力などもあるので、あくまでも一例としてお伝えします。
まず大前提として、綺麗な文法で話すことは、現段階ではほぼ無理です。ブロークンな英語で、単語をアウトプットしながら何とか意思疎通を図る形になっています。
もちろん細部までは表現できておりませんが、大枠は理解してもらえていると考えています。(半分は願望です。)
↑相手の英語力が高いこともあり、汲み取ってくれています。
とは言え、今後の課題であることは間違いないです。
余談ですが、私のマインドとして下記を大切にしています。
完璧な文章では無くても、ブロークンな英語でも、とにかく言葉に(アウトプット)する。
理由としては、
- 純粋な英語力向上に繋がると考えている
- 社内における立場を守る
ためです。
特に2つ目については、「会議で発言しないと、出席している意味が無い」と言われかねないので、ブロークンな表現でも発言するように意識しています。
ブロークンな英語でも発言するようになってから、会議の場で、外国籍メンバーが私を見ながら話す頻度が増えたように感じています。
まとめ
TOEIC700点台に到達して、ある程度は英語業務も・・・と考えていましたが、現実はまだまだ厳しかったです。
現在苦戦している順番に並べると、
リスニング→スピーキング→ライティング→リーディング
となっています。
まずは、リスニング力向上を目的にTOEIC学習を再開しました。
また、実務的な英語知識を身に着けるため、「外資系1年目 英語の教科書」という本を購入しましたので、こちら読破しましたら改めて共有します。
現在TOEIC700点台で英語必須な環境に飛び込もうと考えている方の、ご参考になれば幸いです。
TOEIC750点達成の記録
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【TOEIC】750点到達(スコア推移及び参考書紹介)